古着カーハート デトロイトジャケット サイズ感と実測|170cmの選び方

古着カーハート デトロイトジャケット サイズ感と実測|170cmの選び方

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身長170cmで古着のカーハート デトロイトジャケットを購入する際、タグのアルファベットだけでは適切なサイズを判断しにくいことが多い。アメリカのワークウェアサイズは日本人の体型を基準にしていないうえ、ヴィンテージ品は年代によってサイズ感が変わる個体も多い。この記事では、デトロイトジャケットの設計思想・アメリカ規格との差・実測値の読み方・年代別の注意点まで、購入前に知っておくべきことを順に解説する。

カーハート デトロイトジャケットとは

カーハートのデトロイトジャケット(品番J001、旧J01)は、12オンスのダックキャンバス(重目の綿帆布)を使ったアメリカのワークジャケットだ。カーハートは1889年に創業したデトロイト発のワークウェアブランドで、自動車工場や建設現場で働く労働者向けに衣料品を製造してきた歴史を持つ。デトロイトジャケットはその代表作で、現在も製造・販売が続いている。

内側には起毛したブランケットライニングが入っているものが多く、保温性と作業性を両立した設計になっている。フロントはジッパーまたはボタン留めで、胸ポケット2つ・腰ポケット2つを備える(モデルや年代によって構成が異なる)。

シルエットの最大の特徴は「ボックスフィット」だ。体の曲線を拾わず、肩から裾まで直線的に落ちる設計で、これはもともと作業服の下に複数の衣類を重ね着することを前提にしている。古着市場では、このオーバーサイズ感がストリートファッションとして評価されており、本来の用途とは別の文脈で着られることが多い。

アメリカ規格と日本人体型のギャップ

カーハートのサイズ設計はアメリカ人の体型を基準にしている。執筆時点の公式サイズガイドによると、デトロイトジャケットの推奨チェスト(胸囲の体実寸)はおおむね以下のとおりだ。

タグサイズ 推奨胸囲(体実寸)
S 約86〜91cm(34〜36インチ)
M 約97〜102cm(38〜40インチ)
L 約107〜112cm(42〜44インチ)
XL 約117〜122cm(46〜48インチ)

※執筆時点の参考値。購入時はカーハート公式サイトで最新の数値を確認すること。

日本人男性の身長170cmの場合、胸囲は個人差が大きいが、多くの場合85〜95cm程度の範囲に収まることが多いと考えられる(あくまで一般的な傾向であり、統計的根拠のある数値ではない)。上表に当てはめると、SとMの境界付近に位置する。

ここで注意が必要なのは、デトロイトジャケットは「ボックスフィット」のため、推奨チェスト以上にゆとりを持った設計になっているという点だ。タグのSは「胸囲86〜91cmの人が標準的な重ね着をすることを想定した設計」であり、体にぴったりフィットするという意味ではない。そのため、ジャストに着たいつもりでSを選んでも、日本人の感覚では十分オーバーサイズに見えることが多い。

逆に言えば、「オーバーサイズで着たい」と考えてさらに大きいサイズを選ぶと、身長170cmでは着丈が腰より大きく下がり、袖が手の甲を覆う状態になりやすい。「どの程度のオーバーサイズにしたいか」を自分の中で決めてから、実測値で絞り込むのが現実的なアプローチだ。

実測値の読み方と確認ポイント

古着の出品ページ(メルカリ・ラクマ・ヤフオク等)では「身幅・着丈・肩幅・袖丈」の実測値が記載されていることが多い。この4つの数値を把握してから判断するのが、サイズ選びの失敗を防ぐ最も確実な方法だ。

各部位の測定箇所

部位 測定箇所
身幅 脇の下1〜2cmの位置を水平に測った幅
着丈 後ろ衿のつけ根から裾までの長さ
肩幅 左右の肩先(縫い目の端)を結んだ長さ
袖丈 肩先から袖口までの長さ

着用感に最も直結するのは身幅と肩幅だ。身幅が広すぎると着丈も連動して大きく見え、シルエットが崩れやすい。肩幅は後から調整が難しいため、ここで大きく外すと着こなしが難しくなる。

以下は身長170cm・体型「標準〜やや細め」を想定した参考値だ。個体差・好み・年代による誤差があるため、あくまで「候補を絞り込む手がかり」として使い、最終判断は必ず実際の実測値で行うこと。

着用イメージ 身幅 着丈 肩幅
ジャスト寄り 54〜58cm 68〜72cm 46〜49cm
オーバーサイズ寄り 59〜63cm 73〜78cm 50cm〜

出品ページに実測値の記載がない場合は、出品者に直接問い合わせると教えてもらえることが多い。「身幅・着丈・肩幅の実測値を教えていただけますか?」という一文で問題ない。

ヴィンテージと現行品でサイズが変わる理由

古着市場のカーハート デトロイトジャケットには、Made in USA(主に1990年代以前)と、現行品(2000年代以降、メキシコ・バングラデシュ等製)が混在している。

一般的に言われているのは、Made in USA期の個体は同タグ表記でも実測が小さめのものが多いという傾向だ。アメリカ国内工場と現在の海外工場で型紙が変更されている可能性があるためと考えられるが、詳細な仕様変更に関する公式情報は確認できていない。

年代の見分け方としてよく知られているのは、内側のタグデザイン・素材表記の書き方・縫い糸の色などを参照する方法だ。ただし正確な判定には相応の知識が必要で、誤判定も起きやすい。年代を重視して購入したい場合は、ヴィンテージ古着専門店で確認するか、出品者に詳細を確認するのが確実だ。

Levi's 505・550のサイズ比較でも触れているように、ヴィンテージ古着全般でタグ表記は参考情報に過ぎない。実測値を優先する習慣をつけておくと、年代やブランドを問わず応用が効く。

買い付け前に確認すべき注意点

チョーキング(白化・褪色)

ダックキャンバスは摩擦で白化しやすく、肩・袖・バッグが当たる部位が褪色している個体が多い。写真では分かりにくいため、状態を詳しく確認するか詳細写真を依頼する。

ブランケットライニングの状態

内側の起毛ライニングはほつれや薄れが起きやすい。縫い目のほつれは修理できるが、生地自体の薄化・破れは修復が難しい。着画か詳細写真で状態を確認しておく。

洗濯による収縮

コットンのダックキャンバスは洗濯で収縮する可能性がある。縮み幅は洗い方や個体差により異なるが、これを見越して若干大きめを選ぶのが一般的な対策だ。

フロントの開閉機能

ジッパーモデルはジッパーの動作確認を、ボタンモデルはボタンとボタンホールの状態を確認する。ネット購入では動作確認ができないため、出品者に状態を聞いておくと安心だ。

まとめ

カーハート デトロイトジャケットは、アメリカ人のワークウェア体型に合わせたボックスフィット設計のため、身長170cmの日本人がタグのSやMを選んでも想像よりゆったりする場合が多い。タグのアルファベットで大まかな候補を絞ったあとは、必ず身幅・着丈・肩幅の実測値を確認してから判断するのが失敗を防ぐ基本の流れだ。

次にすること:検討中の出品ページを開いて、実測値が記載されていなければ「身幅・着丈・肩幅の実測値を教えていただけますか?」と出品者にメッセージを送ってみよう。

この記事で触れたもの

よくある質問

身長170cmはカーハート デトロイトジャケット何サイズが正解ですか?

タグサイズだけでは判断できません。ジャスト寄りならタグM前後、オーバーサイズ寄りならタグL以上が目安ですが個体差が大きく、出品者に身幅・着丈・肩幅の実測値を確認してから判断するのが最も確実です。

カーハート Made in USAと現行品でサイズは違いますか?

一般的に同タグ表記でもMade in USA期の方が実測が小さめの個体が多いと言われています。公式の仕様変更情報は確認できていないため、年代に関わらず実測値を確認することを推奨します。

カーハート デトロイトジャケットは洗濯で縮みますか?

ダックキャンバスはコットン素材のため洗濯で収縮する可能性があります。縮み幅は洗い方と個体差によりますが、これを見越してやや大きめのサイズを選ぶのが一般的な対策です。