USA古着サイズを日本換算する方法|3種類の表記と実寸の読み方

USA古着サイズを日本換算する方法|3種類の表記と実寸の読み方

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古着を買いたいけれど「USA表記のSって日本サイズでいくつ?」「30インチって何cmウエスト?」という疑問が解消できずにいるなら、この記事がその答えになります。USA表記には3つの体系があり、日本のサイズとは換算の仕方がそれぞれ違います。種類別に整理して説明します。

USA表記が3種類ある理由

USAの古着には、次の3種類の表記が混在しています。

  • アルファベット表記(XS / S / M / L / XL):Tシャツ・スウェット・シャツ・アウターなど
  • 数字表記(0 / 2 / 4 / 6 / 8 / 10 / 12):主にレディースのパンツ・スカート・ワンピース
  • インチ表記(30×32など):デニムパンツ(ウエスト×股下)

アイテムの種類によって使われる体系が違うため、「USAのサイズ表記」とひとまとめにしても換算方法が変わります。それぞれ分けて説明します。

アルファベット表記:日本より1〜2サイズ大きい傾向

最もよく見かける表記ですが、誤解も多いです。日本の服にも同じS/M/Lがあるため「同じはず」と思いがちです。しかし一般的な傾向として、USAのS/M/Lは日本の同名サイズより一回り大きめに設計されています。

USA表記 日本サイズの目安 胸囲の目安(cm)
XS S 約 82〜86
S M〜L 約 88〜94
M L〜XL 約 96〜102
L XL〜XXL 約 104〜110
XL XXL〜3L 約 112〜118

これはあくまで目安です。同じ「M」でも、ブランドや年代によって実寸は5cm以上変わることがあります。アルファベット表記だけを頼りにするのは危険で、後述する実寸の確認が不可欠です。

メンズシャツの注意点

アメリカのドレスシャツには「15½ / 34」のように「首回り(インチ)/ 袖丈(インチ)」で表記するものもあります。この場合、15½は首回り約39.4cmを意味します。カジュアルシャツではこの表記は少ないですが、フォーマル寄りのブランドで出てくることがあります。

数字表記(レディース):偶数が日本の奇数号に対応

アメリカのレディース服に多い数字表記は、日本の号数(5・7・9・11・13号)と体系が異なります。おおまかな対応関係は下のとおりです。

USA表記 日本(号) バスト目安(cm) ウエスト目安(cm)
0 5号 76〜78 60〜62
2 7号 79〜81 63〜65
4 9号 82〜84 66〜68
6 11号 86〜88 70〜72
8 13号 90〜92 74〜76
10 15号 94〜96 78〜80
12 17号 98〜100 82〜84

ここで注意が必要なのがヴァニティーサイジング(vanity sizing)です。アメリカでは時代とともにサイズ表記が変化してきたといわれています。同じ体型の人に対して数字を小さく見せる方向に変わってきたとされており、1990年代ヴィンテージの「USA 8」と2010年代の「USA 8」では実寸が違う可能性があります。年代物の古着を買うときは、数字をそのまま信用しないほうが安全です。

インチ表記(デニム):ウエストと股下を別々に換算する

デニムパンツの「30×32」は「ウエスト30インチ × 股下32インチ」を意味します。1インチ=2.54cmなので、30インチ=76.2cmになりますが、実際の製品ウエストはこれより数cm大きくなる傾向があります。 多くのデニムは人体のウエスト寸法を基準に表記しており、縫い代や余裕分が加わった状態が製品実寸になります。

インチ表記 cm換算(×2.54) 実製品ウエストの目安
28 71.1 cm 73〜76 cm
30 76.2 cm 78〜81 cm
32 81.3 cm 83〜86 cm
34 86.4 cm 88〜91 cm
36 91.4 cm 93〜97 cm

股下(インシーム)は「×32」の部分です。USAのデニムは日本向けより股下が長く設計されているものが多く、裾上げ前提で流通しているアイテムもあります。購入前に股下の実寸を確認し、必要なら裾上げのコストも念頭に置いておきましょう。

インシームと股上の違いに注意

「股下32インチ(約81cm)」はインシーム(内股の縫い目から裾まで)の長さです。股上(ウエストから股の分かれ目まで)は別の数値で、これがゆったりしているかスリムかによって、同じウエスト表記でもシルエットが大きく変わります。

換算表より「実寸確認」が確実な理由

サイズ換算表はあくまで目安です。古着の場合、以下の理由で換算通りにならないことがあります。

ブランドによる差: 同じ「USA M」でもブランドによって実寸は異なります。ラルフローレン・GAP・フルーツオブザルーム、それぞれ同じ表記でも着心地が変わります。これはUSAに限らず日本ブランドでも同じですが、古着では複数ブランドが混在するため差が顕在化しやすいです。

年代による差: 1990年代以前の古着は現代のUSA製より小さめのことがあります。ヴィンテージデニムでは、表記ウエストと実寸が数cm単位で異なるケースも見られます。年代によって実寸が変化する可能性があることを念頭に置いて選ぶことが大切です。

洗濯・乾燥による縮み: コットン素材は前のオーナーの洗い方次第で縮んでいることがあります。素材別の縮みと洗い方については古着を洗濯で縮ませない方法|素材別チェックから乾燥まで全手順が参考になります。

複数の古着出品データを並べて確認すると、同じ「USA M」表記のシャツでも身幅に大きな差があるケースは珍しくありません。サイズ表記だけでは実寸の差をカバーできないことが、複数の商品を比較すると明確になります。

実寸を確認するときに押さえる4カ所:

部位 測り方
着丈 後ろ衿の付け根から裾まで
身幅 脇の縫い目から縫い目まで(この値の2倍が胸囲の目安)
肩幅 肩の縫い目から縫い目まで
袖丈 肩の縫い目から袖口まで

自分の体の採寸値を手元にメモしておき、商品ページの実寸と照合する習慣をつけるのが最も失敗しにくい方法です。古着専門のセレクトショップや丁寧な個人出品者は、これらをcmで記載していることが多いです。記載がない場合は質問することをお勧めします。

30代で古着ワンピースを選ぶときの丈や素材の視点については古着ワンピースを30代らしく着るコーデ術|丈・素材・小物の選び方も参考にしてください。

まとめ

USA古着のサイズ表記は3種類あり、換算のしかたが違います。

  • アルファベット(S/M/L):日本より1〜2サイズ大きい傾向。目安表と実寸を組み合わせて判断する
  • 数字表記(0/2/4/6…):日本の号数とは体系が違う。ヴィンテージは年代によって実寸が変わる
  • インチ表記(30×32):cm換算値より実製品のウエストは大きくなる傾向がある。股下は裾上げ前提のことも多い

次の行動として、自分のバスト・ウエスト・着丈の好みを今すぐcmで測ってメモしておくことをお勧めします。この数字が手元にあれば、表記がどの体系でも実寸との照合がすぐできます。

この記事で触れたもの

よくある質問

USA Mは日本でいくつですか?

一般的な目安としてUSA MはL〜XL相当になりますが、ブランドや年代によって実寸が5cm以上変わることがあります。換算表より商品の実際の身幅・着丈をcmで確認するほうが確実です。

デニムのウエスト30は日本で何cmですか?

30インチをcmに換算すると76.2cmですが、実際のジーンズのウエスト実寸は78〜81cm前後になることが多いです。製品の実寸を自分の採寸値と照合してください。

USA古着の数字サイズ4は日本でいくつですか?

USA数字サイズ4は日本の9号相当が目安です。ただしヴィンテージ品は年代によって実寸が変わるため、商品のバスト・ウエスト実寸を確認することをお勧めします。

古着のサイズ表記「OS」や「F」はどういう意味ですか?

「OS」はOne Size、「F」はFree Sizeの略で、どちらもフリーサイズを意味します。とはいえ実寸は商品によってまちまちなので、身幅・着丈を必ず確認してください。